- 2008年2月 2日 23:36
- 音楽業界関連
テレビCMでおなじみのデアゴスティーニがDTM業界ににも進出してきました。
2008年1月22日に創刊された「週刊 マイ ミュージック スタジオ」ですが初音ミクによってDTMのニーズが高まったタイミングでの創刊には脱帽です。
そもそも、このデアゴスティーニ戦略(勝手に名付けました)は本当にすぐれたマーケティングだと個人的には関心しています。
ニッチなジャンルで攻めている印象もありますが、そのなかでも潜在顧客が多そうなものを常にピックアップしてる点も見逃せません。
従来なら専門知識が必要で憧れるけど自分には無理と思うような商材を扱いさらに初回のみ特別価格を採用することによって潜在顧客をうまく刺激していると思います。
しかし冷静に考えると色々思うところもあります。
今回の「週刊 マイ ミュージック スタジオ」を例にとると、教材として使用されるDAWソフトは「Singer Song Writer」で毎号機能を追加していき、最終的にフルバージョンとして使用できるようになるようです。
恐らく創刊号を購入した人は第4号くらいまではやる気満々で購入するでしょうが8割くらいの人が1ヶ月いないで購入をやめてしまうのではないでしょうか。
そもそも、「興味はあるけど」という人を対象にしているので全60号(60週)も根気よく最後まで続ける人は少ないと思います。
仮にこれがきっかけでDTMにハマった場合、そのような人はどこかのタイミングでこの雑誌以外に知識を仕入だすでしょう。
そうするとSinger Song Writerというソフトそのものに将来性を感じなくなると思います。
創刊号は特別価格で490円(税込)ですが2号以降は1190円(税込)さらに別売バインダーが590円(1セット/2冊入り・税込)と最後までやり遂げるのにかかる費用は7万円をこえてしまいます。
※Singer Song Writerは実勢で2万5千円前後のソフトです。
次のステップに移るまでちゃんと1週間待つことができ60週間真面目に投資して続けることができる人であれば、メジャーなDAWの廉価盤と参考書、参考サイトを購入して独学で学ぶ事も可能だと思います。
このほうが時間的な制限もないしグロスで考えてもうんと安くつくと思います。
どちらにしてもこれがきっかけでDTMに興味を持つ人は確実に増えると思うので個人的には嬉しい限りです。
散々書いてきましたが「週刊 マイ ミュージック スタジオ」を最後までやり遂げ内容をものにできたのであれば7万の投資も安い買い物なのかもしれないです。
- Newer: マイクロソフトが446億ドルでヤフー買収を提案について
- Older: 初音ミク使用レポート